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2014.01.07

神社の屋根でわかる、奉るのは「男神?女神?」

皆様、初詣はどちらに行かれましたか?

実は梅田には「歯神社」というところがあります。

 場所は阪急梅田HEP FIVEのすぐ近く。

とても小さなお社さんですが、歯科医院に勤める私にはなんとなく親近感を感じます。

 

    昔、淀川の氾濫によって

    梅田一帯が大洪水に見舞われたことがありました。

    その時に、流れ来る水を歯止めし、

    梅田の水没を防いだというご神体の巨石が祀られています。

    このことから「歯止めの神様」として慕われ、

    歯止めの語呂が転じて「歯痛止め」「歯の神様」として、

     歯に悩む方や歯の仕事に関わる方の神様として

    知られるようになったということです。

 

   

神社というと、先の年、秋に伊勢神宮にて行われました

「第62回神宮式年遷宮」は記憶に新しいと思います。

二十年に一度、内宮、外宮の建物、御装束神宝の全てが作り替えられ、神様にお引越しをいただく儀式です。

その神様のおわす「お社」には神様によって建築に違いがあります。

日本国の神様は二つの派があります。

⚪︎ 天孫降臨からの「天津神様」

⚪︎ 元々日本国に遷座されていた「国津神様」

それぞれに、女性神と男性神がおわします。
先ずは神社がどちらの派の神様をお祭りしているか見てみましょう

参拝する場所から見て…

 

  「天津神様の社」

 

 拝殿の瓦が参拝者側に流れている造りの社は天津神様を奉る社。

 

  「国津神様の社」

 

 拝殿の屋根が山の形の様に左右に流れているのが国津神様を奉る社。

 

 

 
そして、大社造りの社はさらに、神様の性別によって形が異なる場所があります。

通常は祭るのは内宮、外宮(もしくは内社、外社)となり、男神と女神がペアとなっています。

あるところを見ると違いがわかるようになっています。

屋根の上にある「堅魚木 or 鰹木(かつおぎ)」と両端で交叉しているのが「千木(ちぎ)」がそれです。

 

    

祭神が男神の社は千木を外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)に…女神の社は内削ぎ(水平に削る)になっています。

  ← わかりやすくいうと、角の重なる木の端を見て、尖っている方が上向きなら男神、

 

  

 

  平らな面が上向きになっているのは女神のお社となります 。↑

 

ちなみに家庭の神棚は『天照大神』を最上位に祀ることが多いので、平らな面を上向きにするのが原則です。
また堅魚木(鰹木)の数は、奇数は陽数・偶数は陰数とされ、それぞれ男神・女神の社に見られます。

 

  奇数→陽数・・・男神

 

  偶数→陰数・・・女神

ですが、これらの目安には例外があります。伊勢神宮がそれにあたります。

不思議なことに、伊勢神宮では

内宮・・・天照大神(女神) 外宮・・・豊受大神(女神)と、どちらも女神なのに

千木・・・内宮→内削ぎ・外宮→外削ぎ     鰹木・・・内宮→10本・外宮→9本

と、内宮は摂社、末社、別宮、所管社まですべて千木は内削ぎで、鰹木は偶数。

対して、外宮は摂社、末社、別宮、所管社まですべて千木は外削ぎ、鰹木は奇数です。

 

これは、神宮125社すべて男、女神関係なく統一されています。

これには外宮が男性的性格だからではないか、とも言われています。

神社を参拝するときは、こんなところに着目するのも楽しいと思います…(*^_^*)

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