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2013.09.03

妊娠と歯のトラブル

 

******************** ちょっと気になる歯のおはなし ***********************

 

 妊娠と歯のトラブル

 

 「一子を産むと一歯を失う」ということわざがあるくらい、妊娠中は歯のトラブルが起きやすくなります。

これは、お母さんの歯のカルシウムが赤ちゃんの体に吸収されるからではなくて、つわりなどで十分にハミガキが出来なかったり、

ホルモンのバランスが変化して、唾液の性質が酸性に変わるためです。

 また、妊娠性歯肉炎といって、妊娠特有の歯ぐきの腫れが生じる人もいます。

妊娠前は歯みがきをしても歯ぐきから血が出なかったのに、妊娠すると歯ぐきから血が出るようになったという人もいます。

母子手帳に妊娠中の歯の検診欄があるくらい、妊娠中は歯のトラブルが起きやすい時期。

妊娠前の検診と、妊娠中はできるだけ唾液の質を高める食品を摂ると、予防になります。

 

  ・ 野菜  ほうれん草、ごぼう、蓮根、南瓜、人参、サトイモ、胡瓜、茄子など

  ・ 海藻  ひじき、わかめ、昆布など

  ・ きのこ類  しめじや椎茸

  ・ 果物  バナナ、栗、リンゴ、葡萄など

  ・ 豆類   インゲン豆、大豆、納豆、豆腐など

  ・ 梅干し

    (梅干しそのものは酸性ですが、人の細胞内で代謝させるとミネラルになるのでアルカリ食品です)

 

 ちなみに、人間の正常な状態の体液はPH7.4くらいの弱アルカリ性です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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