口腔筋機能療法MFTの実際 コースシラバスセミナー
桝田Dr、川口DH 他グループ歯科医院DH1名で参加しました。
会場は名古屋、新たな発見や情報を得られた実り豊かなセミナーでした!!
口腔機能(食べること、発音する事)と歯列・咬合形態には密接な関係があります。
咀嚼、嚥下、発音、呼吸、姿勢…これらの5つはお互いに関連し合っています。
そのため、一つでも正常機能が損なわれると、他の機能にも影響が生じてしまうのです。
特に「形態」と「機能」は常に関連し合っています。
「形態」を直せば筋肉の機能が自然と改善する場合もあります。
中でも「歯並び」とこの「口腔筋機能」はとても密接な関係です。
「MFT」は口腔筋機能療法のこと。簡単に言えば
歯列を取り巻く筋肉の機能を改善する訓練法」を指します。
歯列に加わる筋圧の均衝化を図り、歯列の正常な形態を維持するための環境を整えていきます。
ますだ歯科では、矯正治療に口腔筋機能療法と一緒にライフスタイルからも
お話やアドバイスをしながら治療を進めております。
より負担を少なく、できるだけ楽しく簡単に…
今回のセミナーでの情報はスタッフ全員でシェアし、より良い治療に役立てていきます。
一口にMFTといっても私たちしか従事者は様々な要因をチェックしています。
舌 舌突出の種類、状態、舌の姿勢位、舌小帯、
唇 口唇の状態、姿勢位、口唇力
口腔習癖
頤の状態
アレルギーや扁桃腺肥大、
咬筋の収縮
軟口蓋や軟郊外の状態
嘔吐反射
咀嚼パターン
発音 などなど。
その結果に応じて必要な様々なトレーニングを組み合わせていきます。
そのどれも簡単なレッスンです。
せっかく始めた矯正、癖で進行を遅らせるのは残念です。
発音が変?指しゃぶりなど、ちょっと気になる癖を発見したら一度歯医者さんに相談してみて下さい。
今は影響なくても少しづつ変化は起きています。
形に現れる前に、口腔筋機能が正しく行われるようトレーニングをはじめましょう。