最近よく聞く「バイオフィルム」
これっていったいなに?
バイオフィルムとは「歯の表面」にできた「細菌の膜」のこと。
通常の歯磨きでは絶対にとれない…
恐るべき「ぬるぬるっとした薄い糊状の物質に覆われた細菌の集団」のことです。
一般的な抗生剤や殺菌剤はバイオフィルムの中に入り込めません。
歯周病は細菌感染症、歯垢(プラーク)を長期間放置する事で
「バイオフィルム(細菌塊)」という細菌集団の膜が歯に強固に付着し、歯周病を進行させます。
このバイオフィルムたちはお互いにコミュニケーションをとり、
タッグを組んで毒素をもったり、悪臭を放ったり…老廃物も排出します。
この毒素によって、虫歯、歯周病、口臭、歯石、それだけでなく血流中に入り込み
全身疾患を誘発することも明らかになってきました。
歯垢とバイオフィルムの違いは?
歯ブラシで取れる歯垢、歯ブラシで取れない歯垢と考えるとわかりやすいです。
歯医者さんで行う機械的誌面清掃(PMTC)は、歯ブラシだけでは取れない「バイオフィルム」をクリーニングします。
特に眠る前のケアが大事
バイオフィルムは、口の動きが少なく、刺激によって出る唾液の少ない睡眠中に増加するといわれています。
毎日の歯磨きなどのセルフケアと専門家による定期的なチェックが重要となります。
歯の表面積の割合 25%!!
歯に付着するバイオフィルムを歯ブラシで除去するだけでは不十分
舌、咽喉、口の粘膜などの割合 75%!!
これらの場所に付着するバイオフィルムも殺菌する必要があります。
Kerr WJ.S and D.A.M Geddes.J.Dent.Res.1991,70(12))参照
自宅で行うセルフケア
おうちのケア+PMTCが効果的です
定期的に歯のお掃除の専門家「歯科衛生士」によるPMTCを受けて口腔内を清潔に保ちましょう!!
歯科医院専売のマウスウォッシュと市販のマウスウォッシュは成分が大きく異なりますのでご注意を。
また、アルコール系のマウスウォッシュはお口の中を乾燥させやすくするので使用には気をつけて。
口腔内の常在細菌は約700種!!
バイオフィルムのイメージしやすい例としては「台所のぬめり」や水中の石につく「膜状」のもの
別名:Slime buster(ぬるぬる集団) Slime monster(ぬるぬるお化け)
ちなみに、歯垢1g中の細菌数は約1000億!!
夜8時まで診療の大阪・堺 泉北の歯医者さん「ますだ歯科」
痛くない麻酔が嬉しい、保育士が常駐しているのでママの治療も安心です♪
大阪市営地下鉄 御堂筋線「中百舌鳥駅」より徒歩1分!! 南海高野線、泉北高速鉄道「なかもず駅」より徒歩1分!!
ご予約、お問い合わせはコチラまで
072-240-0418 ますだ歯科
HPはこちらです☆ http://dc-masuda.com/