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2022.05.26

歯周病が全身に与える驚愕の影響…がん、糖尿病、認知症にも深く関係との研究結果 Dr清原

歯周病は人類史上、もっとも感染者数の多い感染症とされ、ギネス・ワールド・レコーズに載っているほどで、世界中に最も広く知れ渡った病名です。

しかし一般の方に「歯周病はどのような病気なのか」とのアンケートを行ってみると、ほとんどの方が「歯と歯ぐきの病気」と答え、「歯ぐきと、歯を支える骨の病気」と正しく答えられる人の割合は、およそ1割強という結果があります。歯周病は歯の病気ではなく、歯茎の病気なのです。

そしてまた、歯周病をわかりづらくしているのは、「歯肉炎」と「歯周炎」の2つを合わせて「歯周病」としていることです。

実は、この2つには大きな違いがあります。歯肉炎は歯を支える骨にはダメージを与えない炎症ですが、歯周炎は歯を支える骨を破壊し、最終的には歯が抜けてしまう炎症です。つまり、歯周病のなかで気を付けなければならないのは歯周炎ということになります。具体的にいえば、歯周炎は深いポケットが出来、歯茎が赤くただれ膿が出るような状態です。

どちらも歯周病菌が主体となり起こす炎症ですが、それ以外にも喫煙や肥満、糖尿病、ストレス、歯ぎしり・噛みしめ、遺伝的因子などの多岐にわたる要因があり、これらが複雑に組み合わさり歯周病の進行に大きな影響を与えます。つまり、細菌と同じように、これらの因子に対応しなくては、本当の意味での歯周病治療や予防にはなりません。きちんと歯さえ磨いていれば歯周病にならない、ということではないのです。

歯周病の予防の一歩はまずは、歯科受診を継続し、口腔内の健康維持が大切だと思われます。