ノーベル物理学賞が発表されとのを朝の新聞で知りました。日本人が同時に3人も受賞したのははじめてということで非常に喜ばしいことだと感じております。小林、益川両氏が素粒子が少なくとも6種類あると予言した「小林・益川理論」による素粒子物理学への貢献。宇宙や物質の成り立ちにかかわる根源的な現象を理論的に解明した功績が評価されたとのことです。両氏は昭和48年に同理論を発表していたというのだから、それが今頃証明され認められたということで、両氏がいかに優れた研究をなさっていたということがわかりますね。
一方南部氏は半世紀あまりも素粒子論で世界をリードなさってきたとのことで、それを聞くだけで偉大な人だとわかるのですが、本来質量を持たない素粒子が、質量を獲得するための基本的メカニズムを解明したということで、私たちの生活には結び付きにくいものですので非常にわかりづらいですが、それがかいめいされたことによって新たなことがどんどん開発されていったとなれば本当に偉大な発見ですね。