******************** ちょっと気になる歯のおはなし ***********************
1本の歯の噛む力
お口の中を家に例えると、奥歯は柱、前歯は屋根、歯ぐきや骨は地盤になります。
地盤が固く、しっかりとした柱があってこその家。
そんなお口の中の家を守るために必要なのが「噛む力のコントロール」です。
20~30歳の一般的な成人男性の1本の歯の噛む力は(個人差有)の場合、
前歯で10~20キログラム、犬歯で20~25キログラム、奥歯だと、
柔らかいもので30キログラム、硬いものだと60キログラムだといわれています。
その噛む力に食事の時の噛む回数を考えると
歯にかかる負担の大きさにびっくりされることと思います。
さらに歯ぎしりはその倍の力がかかっています。
そこで大切なのが「歯の噛み合わせ」。
歯を失う原因は大きく次の二つに分けられます。
・細菌的要素(前歯から失われることが多い)
・噛む力によるダメージ(奥歯が失われることが多い)
特に、上の歯と下の歯の噛み合う歯が交互になってしまう「すれ違い咬合」は
失歯のスピードを早めてしまいます。定期的なクリーニングで歯ぐきを健康に保ち、
噛みしめの多い方はマウスピースのご使用をおススメします。
気になる動物の歯の1本の歯の噛む力はコチラ。
・ ワニ 約2.2トン
・ カバ、クジラ 1トン
・ 熊 800キログラム
・ サメ 600キログラム
・ ワニガメ、ライオン 約455キログラム
・ シャチ、ゴリラ 約300キログラム
・ ヒョウ、蛇 約200キログラム
・ 狼、大型の犬、ピューマ 約150キログラム
・ 猫 50キログラム
と、いわれています。
人間の場合、噛む力の強さは体重くらいといわれていますが、
動物になると歯を武器に、道具にしているだけあって力はとても強くなっています。
運動能力に関しても歯の力は大きく影響しているといわれています。
食いしばりが効くと力を発揮しやすい。虫歯や、かみ合わせが悪いと本来の能力を発揮できないことも。
マウスピースには厚みがあり、用途によって選ぶことができます。
通常の歯ぎしり防止、お子様など食いしばりによる歯のすり減りダメージ防止、
運動用の厚みのあるマウスピースなど…マウスピースはますだ歯科で作れます。
思い当たるふしのある方は、お気軽にますだ歯科までお問い合わせください。
「大阪 泉北 堺市なかもずの痛くない歯医者さん」
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