30代以上の約6割が罹患し、日本人が歯を失う原因の4割を占めるとされる歯周病。初期では痛みなどの自覚症状がなく、一般的なものは、10年、20年という時間をかけて少しずつ進行していきます。歯周病にかかったら早い段階で治療やセルフケアで食い止めることが大切です。
いくつ当てはまる? 歯周病をチェックしよう!
今の自分の歯茎がどのような状態なのか、下記のリストでチェックしていきましょう。次の10項目のうち、当てはまるものはありますか?
1.歯磨きは寝る前と朝だけ。またはそれ以下
2.歯並びが悪く、食べたものが詰まりやすい
3.朝起きると、口のなかに粘り気を感じる
4.歯の表面を指でなぞると、ザラザラした感触がある
5.歯茎が赤くはれている
6.歯磨きをするといつも出血する
7.かたいものを食べると歯の根元が痛い
8.歯茎や歯の根元がムズムズするときがある
9.歯を磨いても口臭を人に指摘されることがある
10.歯が長くなったように感じる
いかがでしたでしょうか? 1~5の項目に1つでもあてはまる人は、すでに歯周病が進行している可能性があり、歯周病の初期症状である「歯肉炎」を発症しているかもしれません。6~10の項目にチェックが入った人は、もっと注意が必要です。「歯肉炎」を通り越し、「歯周炎」に進行している可能性があります。
定期検診を是非、継続してください。