******************** ちょっと気になる歯のおはなし ***********************

仏貴族が愛した美しき歯磨き粉

 

 時は、中世フランス。

この時代の歯磨きについての記述は、処方された薬として

王族や貴族の薬剤師への支払書の明細に記されています。

 

 陶器で出来た専用の容器の中に納められた歯ブラシは、豪華に飾られた柄に、

猪や穴熊の獣毛が植え付けられていました。

 

 歯磨き粉はというと…当時は真珠を使うと歯が白くなるといわれており、

真珠を使用していたようです。

 

 真珠を粉にし、麝香と龍涎香の粉末を加え、「バルサム精霊水」で練ったものを

歯磨き剤として…さらに口臭予防として、特に酸味を含んだ特別な葡萄酒や

草のオオバコのエキスなどで口を漱ぐというのが当時のスタイルだったようです。

 

 バルサム精霊水とは、ルネサンス時代に流行したエリクシール水をより改良して

(衛生概念が確立しはじめたころである)ルイ15世の主治医が作り上げたもので、

丁子、肉桂の皮、ミント、安息香などの植物のエキスにアルコールを加え、

香りと消毒を兼ねたものです。

 

 さらにこの時代、女性は特に美に対するこだわりに溢れていました。頬の窪みは

やつれて貧相に見えるということで、麝香の球を口に含んで頬をふっくらと、

口臭を麝香にしていたという愛らしい努力をしていたそうです。

 

 いつの時代も口元は大切なチャームポイントなんですね。

 

 ちなみに歯がないとして有名な太陽王ルイ14世は、侍医ドクトル・ダガンの

「歯は全ての病気の温床である」との説に基づき、12回にも及ぶ手術で、

健康な歯を含むすべての歯を抜歯。当時は麻酔がなかった上、恐ろしい事に

上の歯を抜いた時に鼻の横にある上顎洞という空間と通じてしまい、

さらに抜歯後は消毒として真っ赤に焼けた鉄の棒を歯ぐきに押し当てたといいます。

あまりの恐ろしさに目を覆いたくなりますが、

彼は「おおげさに記録しなさい。私がいかに偉大かを」といっていたので、

太陽王についてはどこまでが真偽の程かは定かではありません。

 

 目覚ましい医学の進歩を見せる現代…ますだ歯科では、痛みのない麻酔にこだわるだけでなく

ダイアグノデントを使用しての虫歯の深さの正しい測定、歯科用CTでの確かな診断、

ドッグスで神経を抜かない治療などを行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「大阪 泉北 堺市なかもずの痛くない歯医者さん」

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