乳歯列期反対咬合(乳歯の受け口)について

ご家族様へ

受け口になっているからと落胆しないでください!早めに当院に受診して頂きますと、適切な指導と処置を行います!自然治癒(ちゃんと観察していくと自然に治る)することもありますので、しっかり経過を見ていきましょう!経過を見ていくのと 「放置」 「様子をみましょう」 は違います。特に矯正分野に関しては適正開始時期を間違えると、矯正治療の難易度と期間、そして治療費用が変わってしまいます。私たちは子育て中のお父様・お母様を応援しております!

乳歯列反対咬合(乳歯の受け口)の中には自然治癒する症例もあるが、骨格や筋機能などの異常な成長・発達を回避するためにも、可能な限り早期から処置を開始することが望ましいのです!!早め早めに、当院までご相談ください。適切な指導と処置をさせて頂きます!!

どう判断する!?乳歯列期反対咬合

生後1歳半で受け口(乳歯列期反対咬合)のお子様は16.2%発現するといわれています。(100人中16人!!)しかし、乳歯が揃っていくにつれ自然治癒する子が段々でてきます。 また、2歳で12.3%、3歳で9.6%、5歳で5.7%と発現率は大きく減少するとのことで、年齢が上がってから受け口になる可能性は低いです。ということは何か舌癖や指吸などの癖(外的要因)が出ることにより、後から発生するといえます。
私たちは改善するか改善しないか(受け口が治るか治らないか)を鑑別するための着目点を下記6つにおいています。
  1. 1.強制的下顎遠心位

    下あごに少し力をかけて押し込んだ際、かみ合わせが正しくなる、もしくは上下の前歯同士が合わせることができれば、改善できると判断します。

  2. 2.反対咬合歯数〈部位〉

    受け口になっている部分が前歯部分だけである。また、その歯の本数が少ないほど改善できると判断します。

  3. 3.家族歴

    両親を含めた近親者に反対咬合(受け口)の方がいなければ改善しやすいと判断します。

  4. 4.顔面骨格の変形度

    横顔から判断します。

  5. 5.顎骨内の上下顎永久切歯の位置と歯軸

    改善しないものは、顎骨中の上顎中切歯〈上あごの大人(おとな)の一番前の歯の位置が下顎中切歯〈下あごの大人(おとな)の一番前の歯〉より後ろにある(後方位をとる)もしくは歯の軸(歯軸)が後方に傾斜していたりすると治りにくいと判断します。

  6. 6.噛み込み

    噛みこみがきつい(逆被蓋の深さが深い)方が治りやすいと判断します。

以上、上記6つの項目の全てあるいは一部を用いて判断いたします。